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【司法書士事務所の仕事内容】きつい?仕事しながら勉強可能?など労働環境の実態を暴露

司法書士事務所 仕事内容

司法書士事務所の仕事内容って?

  • 司法書士事務所の仕事内容ってどんなもの?
  • 激務でブラックな事務所も多いって聞くけど本当?
  • 司法書士補助者として働きながら勉強はできる?

司法書士事務所って「激務でブラック」なイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

社会人として働きながら司法書士試験合格を目指している人も多いでしょうから、

「仕事と勉強の両立ができる環境なのか不安…」という人もきっとおられるでしょう。

この記事では、司法書士事務所で無資格職員(補助者)として働いている私が、

司法書事務所の仕事内容のリアルな実態をお教えします。

司法書士業界への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【司法書士事務所の仕事内容】転職前に知っておくべき仕事の実態

司法書士事務所 仕事内容

働きながら勉強はできる?リアルな実態を知りたい!

1. 激務ブラックで残業が多いって本当?仕事しながら試験勉強はできる?

結論から言うと、事務所によります。

より正確に言えば「代表であるボス司法書士の考え方しだい」ということになるでしょう。

司法書士事務所ってどこも小さな組織です。

(スタッフ数が数名〜20名以内)

小さな組織で労働組合とかもないですから、

司法書士事務所の雇用環境って、

代表司法書士の考え方ひとつで決まってしまう部分が多いんですね。

なので、代表司法書士がスタッフの資格取得を積極的に応援するスタンスなら、

そこで働く司法書士の卵たちは、勉強との両立もしやすいでしょう。

逆に、代表司法書士の考え方が「仕事しながら勉強とか許さん」という感じなら、

勉強と仕事の両立は非常に難しくなってしまいます。

司法書士事務所で働きながら司法書士試験合格を目指す人は、

転職活動時には「スタッフの試験勉強を応援する」ということを明示している司法書士事務所の求人を選ぶようにしましょう。

これはとても重要なことですので、ぜひ覚えておいてくださいね。

(要注意)ブラックな法律事務所の労働環境が悲惨すぎる…

私が働く司法書士事務所の場合…

私の事務所の場合は、朝8時過ぎには出社して22時過ぎまで残業があることが多いです。

「職場は試験の勉強をする場所じゃない。」と言われて丁寧に理論を教えてもらえることも少ないです。

試験勉強を優先したい人には絶対おすすめできません。

また、司法書士の先生が「司法書士を目指すなら仕事が勉強」と考えている場合も、

残業が当たり前の事務所になりがちです。

どのような事務所なのかは、その司法書士事務所の先生次第なんですね。

司法書士試験には実務経験があると有利な関連問題もありますが、その数は非常に少ないです。

仕事をしながら試験勉強がしたいなら、残業が少なそうな事務所を選びましょう。

ただ、残業が多くて試験勉強には不利でも、

実務をたくさん詰める事務所を選ぶのは1つの手です。

試験合格後にすぐ独立できるだけの実力がつくというメリットがありますよ。

2. 司法書士の仕事はなくなる?AI化で将来性は不安?

司法書士の仕事はなくなりません。

むしろ令和6年4月1日から相続登記が義務化されるため、司法書士の仕事は必要性が高まっています。

実際、今の事務所には相続登記の相談が1日3件来ることもありますよ。

  • 相続登記とは何か?が分かる人がほとんどいない
  • 相続登記が必要なのは、高齢者であることが多い
  • 高齢者の方はAIどころか携帯電話も使いこなせない人もいる

という背景から、今後も司法書士は頼りにされるでしょう。

将来的にAIで自動化できる仕事が増えても、AIを使いこなせない人にとっては生身の人間が頼りです。

それに、クライアント個人の相談に乗ってサポートするなど、

自動化できないコミュニケーションの側面もありますよね。

司法書士としての専門分野が完全にAIに取って代わられるのは、まだまだ先だと考えていいでしょう。

3. 無資格者だと仕事についていけない?仕事外でも勉強は必要?

無資格でも仕事は可能です。

ただ、仕事についていくには実務のための勉強をしなくてはいけません。

業務内容によっては、

「戸籍法」や「租税特別措置法」といった司法書士試験の範囲外の知識が求められることもありますね。

私の事務所では、最初から顧客の資料を渡されて実務を任せられてしまいます。

なので、それらについての法律などを自分で調べることができないと仕事はできませんね。

そして、司法書士試験に受かるには、それとは別に自分で勉強しなくてはいけません。

司法書士試験の方が圧倒的に細かい内容まで聞かれますので、

仕事外での勉強は絶対に必要です。

仕事外で勉強することなく実務を遂行できたり、

司法書士試験に合格できたりは100%あり得ません。

(要注意)ブラックな法律事務所の労働環境が悲惨すぎる…

4. ボス司法書士のワンマンパワハラ環境って本当?

事務所によって、パワハラ気味な環境というのはあり得ます。

私の事務所でも、先生の気分によって私の関係ないことでも怒鳴られることがしょっちゅうです。

「オレが20代の頃やったらぶん殴られていたぞ!」が口癖のように飛んできます。

また、司法書士の先生同士でのけんかが事務所内で起こり、

空気が凍ってとてもその場に居づらくなる…なんてこともありますね。

そのような環境で働くのが嫌なら、しっかり事務所を選びましょう。

とくに、人がすぐ辞めてしまうような事務所は注意が必要です。

5. 未経験・無資格だと司法書士事務所は給料安い?

一般的には、無資格だと月収20〜22万円程度です。

私の事務所では、残業が多いときは額面で30万円近くもらえる(ボーナスは無し)ことがあります。

交通費も全額支給してもらえますので、業界内では高水準だといえますね。

しかしほとんどの事務所では、正直なところ無資格だと給料は安い傾向です。

将来資格を取って独立するかキャリアアップを考えないと、

わざわざ司法書士事務所で働く意味はないでしょう。

気を付けないといけないのが、

司法書士の資格を取ったからといって、給料が大きく上がるとは限らないことです。

資格があっても平均年収とあまり変わらないか、平均年収よりも低い事務所もあります。

独立して開業するまでは、有資格者を優遇してくれる司法書士事務所を選びましょう。

ブラックな法律事務所で働く職員の雇用環境は悲惨すぎる…

(労働環境が過酷な「ブラック事務所」に注意)

 

これから法律事務所への転職を検討している人は、

労働環境劣悪なブラック事務所にまちがえて入社しないように注意してください。

ブラック事務所で働くのって、

有資格者/無資格者を問わず悲惨すぎます。

↓例えば、こんな感じで搾取されながら、

しんどい働き方をしている人は少なくありません。

ブログ管理人
  • 代表弁護士がパワハラで、罵声が日常的に飛ぶような職場…。
  • 未経験新人なのに、何もわからない状態で現場に出され放置される。
  • 常にサービス残業で最低賃金レベルの給料しか稼げない…。
  • 無意味な飲み会にしょっちゅう強制参加させられる。
  • パラリーガルは雑用扱いで、ちゃんとした実務経験を積めない…。

↑実はこれ、私自身が過去に経験したブラック事務所の実態なんです…。

(結局、その事務所はさっさと見切りをつけて別の事務所に転職しました。今から考えると本当に無駄な時間と労力でした…)

法律事務所ってどこも小さな組織ですから、

経営者である代表弁護士がほとんどの権限を持っています。

労働組合みたいなものも普通ありませんから、

代表の考え方によってはブラック企業そのもの…

みたいな雇用環境になってしまうことが少なくないんです。

もちろん、こんなブラックな法律事務所ばかりではありませんよ。

職員の離職率を少しでも下げ、長く働いてもらうために、

↓ホワイトな労働環境を作る努力をしている事務所もたくさんあります。

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どうせ働くなら、

相場より高いお給料を払ってくれて、

雇用環境的にも働きやすい事務所で働きましょう。

これから初めて働く未経験の方も、

雇用環境に配慮しているホワイト事務所の方が、

しっかりとした教育を受けながら実務経験を積めますから、

長期的に見てもキャリアにプラスになりますよ。

ブログ管理人

ホワイトな法律事務所の求人は、

↓以下のような企業法務や法律事務所求人に強い転職サイトで探すとたくさん見つけることができます。

ヒュープロ(法律事務所の求人が豊富な無料転職サイト)

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など、ホワイト求人が多数ありますよ。
>>法律関係の求人を見る(378件あり)

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将来独立する人や、未経験の人も給料にはこだわるべき

(稼げるお給料や雇用環境にこだわって仕事を選ぶことはとても大切です)

  • いつかは独立するから、勤務時代のお給料にはこだわらない。
  • 若いうちの苦労は買ってでもすべき…。
  • まだ未経験なので、法務の実務経験を積めればどこでもいい。

↑こうした理由で、とりあえずはブラック事務所でもいいや…

という感じで勤務先を選んでしまう人は少なくありません。

しかし、こういう職場の選び方は絶対にやめた方が良いです。

将来的に法律家として独立するにしても資金は必要ですし、

どのぐらいのお給料を稼ぎながら働くかは、

法律家として仕事へのプライドを持てるかどうか?にも関わってきます。

ブラック事務所は人材教育もぞんざいであることがほとんどですから、

積める実務経験の質も低くなりがちなのも問題です。

これから未経験で法律事務所への転職を目指す方も、

すでに法律事務所で働いている実務経験者の方も、

お給料や雇用環境にはしっかりこだわるようにして下さい。

同じ働くなら、稼げるお給料は少しでも高いにこしたことはないですしね。

今すぐは転職できない人も、やっておくべきこと

(転職サイトへの無料登録は早めにやっておきましょう)

今すぐは転職するかどうかわからない、

まだ転職活動を始めることができない…という方も、

法律職むけの転職サイトで無料登録だけは早めにやっておきましょう。

転職サイトで無料アカウントを作っておくと、

自分にマッチする求人が出るたびに最速で通知してもらうことができます。

優良なホワイト事務所の求人を見逃さなくなりますよ。

良さそうな求人を見つけたら、ブックマーク保存しておきましょう。

これを早めのタイミングでやっておくと、

いよいよ転職活動をせざるを得ない…となったときに、

たくさんの選択肢の中から求人を選ぶことができて有利です。

転職活動の成功/失敗って、

良い求人に、良いタイミングで出会えるか?

によってほぼ決まってしまうのが現実です。

ブログ管理人

「能力的に優秀でやる気がある人なら、必ず良い事務所に入れる…」

というわけではないことに注意して下さい。

逆に言えば、経験的にまだ自信が持てない人も、

転職活動のやり方が上手なら、

ホワイト事務所に入れるケースはたくさんあるってことですね。

転職活動って人生でそう何度もやることではないですから、

なんとなく…で進めてしまう人も少なくありません。

特に、退職ギリギリのタイミングで求人リサーチを始めてしまい、

良い求人がなかなか見つからず、

あせってブラック求人に応募する…

みたいな失敗はとても多いので注意して下さい。

優秀なのに、転職活動のやり方がまずかったのが原因で、

ブラック事務所で働かざるをえない…とかめちゃくちゃ損ですよ。

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